ELファイバーは、手で曲げるだけで光るラインを作ることが出来ます。
光るラインの文字や絵などを作る場合、下地となるワイヤーなどを製作して、その上にELファイバーを沿わせて固定することで形を作ります。
また、ELファイバーは必要な長さにカットして光らせることも可能です。
ELファイバーで文字などをラインで光らせる場合、1本のラインにするのではなく、袋文字にする方法もあります。一筆書きとして描きやすく、しっかりとした表現が出来ます。※イメージです。
ELファイバーは洋服に縫い付けて使用することも可能です。携帯出来る発光装置インバーターを使用して、パフォーマンス衣装として光りを表現することも出来ます。※縫い付ける際は、針がELファイバーに刺さらないように注意が必要です。
販売しているELファイバーは配線加工済みで、発光装置インバーターに接続するコネクターが付いていてそのままで光らせることが出来ますが、配線加工済みのELファイバーを必要な長さにカットして光らせることも出来ます。
また、カットした配線が出来ていない方のELファイバーを光らせることも可能です。ただし、その場合はカットして配線部分が付いていないELファイバーに新たにコネクターコードの配線加工を行う必要があります。
ELファイバーを剥ぐと写真のようになっています。配線加工を行うためには、2本の付加電極(髭線)が切れないように塩ビの被膜を剥ぎ、発光層を剥がして芯電極を剥き出しにする必要があります。
※参考値:被膜は先端から15mm~20mm程剥がす、発光層は10mm位剥き出す。
カットする際の注意として、鋭利なハサミ等でカットしないと、配線加工済みELファイバーの付加電極(髭線)が芯電極に接してショートする場合があります。カットは必ずインバーターに繋がない状態で1本づつ確認しながら行います。配線加工済みのカットした方の先端は収縮チューブ等でカバーします。
銅箔テープを使用して行う配線加工の場合は、発光層に絶縁テープを巻き、その上に銅箔テープを貼り付けます。※付加電極(髭線)を直接半田付けする方法もありますが、付加電極が切れる可能性がありますので、お勧めできません。
コネクターコードのリード線1本は銅箔テープに付加電極(髭線)2本を巻き付けた部分と半田付け、もう1本のリード線は芯電極と半田付けを行います。※剥き出しのリード配線同士や他方の半田付け部分にくっつかないように注意が必要です。
配線加工を施した部分全体に収縮チューブなどでしっかりと絶縁処理を行います。
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